好きなやり取り
郷に入ったら郷に従えと言いますが側から見ると不思議な事は多く存在する。
そんな一つにテーラーでのやり取りがあり個人的にはこれが結構好きなのだ。
スーツを選ぶ時、生地や仕立ての方法などを選択するのは当然だがボタン選びも重要となる。
生地の色やスーツの用途にあったボタンを選ぶわけだがボタンの材質も水牛や貝、クルミなど様々な種類がある。
大の大人が真剣に
「ここは貝ですかねぇ」
「いや、水牛も良いですね」
などと議論しているのが堪らないのだ。
実際に合わないボタンの色もあるのでちゃんと考える必要がある事は重々承知しているが、何となく可笑しくて楽しくなる。
そんなことを考えているとスーツを新調したくなってきた。夏に向けて仕立てに行こうかしら。
職業ランキング
子供になって欲しい職業ランキングで圧倒的上位なのが『公務員』です。
親心としては一定水準以上の給与や福利厚生を確実に得られる事が安心感に繋がるのでしょう。これは正しい面もあり、夢を追い泣かず飛ばずのバンドマンにでもなり食う飯にも困る人生を確実に避けられます。
では公務員になれば誰もが幸せになれるのでしょうか。
これはNOと言えるでしょう。
ではそもそも幸せとはなんなのか。
私は「その人がもつ才能を十分発揮し活かせること」が幸せだと考えています。
どういうことか解説していきます。
人はみな仕事を持っています。
これは人類が共同で達成すべき目標に対しての役割分担であるといえます。目標とは平和で豊かに暮らしたいという思いです。(飛躍している様に感じるかもしれませんがこれは事実です。)
ですので専業主婦であっても、サラリーの多少があっても仕事である事に差はありません。
ではどの様な仕事に就くべきか。
それが自分の才能を発揮し活かせる仕事です。
スポーツ選手などは分かりやすい例だと思います。スポーツ選手は練習の時間や試合の時間を充実したものだと捉えていることは容易に想像できるでしょう。辛いトレーニングであっても自分の能力を伸ばす事に生き甲斐を感じ、自分の仕事を誇りに思っていると考えられます。
実はこれは全ての仕事に言える事です。プログラマーであっても営業であっても、はたまた主婦であっても、大切なのは自分の能力が周りの役に立っていると感じることが重要なのです。
この、能力が自身の才能と合致しており、また需要も充分ある仕事を一般に「天職」と呼びます。
では話は戻り、公務員はどうかという話。
公務員の業務は基本的に事務仕事です。業務難易度は高くなく、その職場のみで役立つノウハウが多くの割合を占める仕事です。
これらの業務内容に向いている人としては、同じ事の繰り返しであったり単純な作業に苦痛を感じない事。不確定な業務よりもやるべきことが明確な業務に取り組みたいという思考を持っている人などが挙げられます。
逆に向いていない人としては、身体能力や頭の回転が早いことに自信を持っている人。また仕事で大きく活躍して躍進したい人などにとっては年功序列のシステムであったり業務内容に嫌気がさしてしまうかもしれません。
今の日本では、まともに働く気があれば食いっぱぐれる事はほとんどありません。
子供の幸せを考えた時、自分の才能を活かせていると実感できる仕事について欲しいと私は考えております。
給与に直結する振り返り
今日は代休でお休みだったため、会社の評価に向けた自身の振り返りを作成していました。
大体の会社で振り返りだったり評価面談があると思いますが、実際いかに頑張ったかよりも、いかに上手に評価を受けられるかが昇給・昇格に繋がってきます。
しっかりとした制度があれば良いのですが、残念ながら多くの企業ではMBOへの理解も乏しく社員の納得感の低い評価方法になってしまっているのが現状です。
ですので、適切に評価を受けるための努力をすることが大事だと言うことを理解する事が大切です。
昇給・昇格を真剣に望んでいる人は評価を受けるためのアクションについても考える必要がありますね。
社会人に重要な力とは
唐突ですが社会人としての力と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
コミュニケーション能力や覚えの早さや頭の回転などの器用さ、などが多くの意見でしょうか。
経産省が提唱する『社会人基礎力』などは働く人は誰しもが知っておいた方が良い、学ぶべき能力であることは間違いないですが、ここ最近ハードな仕事を通して本当に必要な能力が見えてきた気がしています。
それは、「心身のタフさ」です💪
新卒時代から『社会人基礎力』を備えてる人はいません。なんなら生涯を通しても全て身につけられる人はほとんどいないと思います。
ですので、社会人は学びの繰り返しになりますが、覚えの早い人、声の大きい人がどうしても評価されがちです。
けど、実は長い目で見た時、覚えの早さよりも潰れずコンスタントに成長をし続けられる人の方が全体を通したパフォーマンスが高い可能性があります。
例えば半年で一通りの仕事を覚えたAさんと、覚えるのに2年かかったBさんがいたとします。仕事の中で何度も困難とぶつかる中、ある時Aさんが折れてしまう事は往々にしてあります。
その時にBさんが、時間はかかっても最終的にその困難を乗り越えられるのであれば組織にとって本当に役に立つのはBさんと考えられます。
これはメンタル的なこと、フィジカル的なこと両方を伴わないと意味がないため「心身のタフさ」としました。
もちろん他に考慮すべき事は沢山あります。
が、今一度見落とされがちなこの重要な価値に目を向けて皆さんもタフガイを目指してみてはいかがでしょうか。